「ヒルクライム大台ケ原」に参加してきました


公式には自身初となる「ヒルクライム大台ケ原」に参加してきました。


まずは前日の13日(土)から。
いつもお世話になっているアートサイクルTA'sさんのお客さんとご一緒させていただくことになったので12時にお店に集合して会場である奈良県上北山村へ向けて出発。
15時過ぎに受付会場に到着して受付を済ませ、コースのすぐ傍にある本日の宿へ。
晩飯を食べてから近くの温泉にはいって22時前には消灯。


あまりしっかり寝ることはできませんでしたが、ずっと目を瞑っていたせいかあまり寝不足な感じではありませんでした。


レース当日の14日(日)は朝4時から行動開始。
5時に朝食を食べて、自転車に空気を入れたり下山用に預ける荷物の準備をして5時半過ぎに宿を出発。
荷物を預けた後はアップとしてケイデンス高めを意識しながらコースを軽く走る。
天気はいいものの、コースの最初の区間は谷間にあるので日陰になっていてかなり寒い。
アップの時はウインドブレーカーをきていました。


アップを済ませ、自分のスタート順である第2グループの列に並ぶ。
このコースはタイムの計測方法と序盤のコースレイアウトから先頭に近い方がよさそうだったので、先頭から2列目というまずまずの場所を確保してスタートを待つ。


7時に一番速いクラスであるチャンピオンクラスがスタートしたのを皮切りに2分間隔で次々とスタートが切られる。
私が属する第2グループは7:06(4番目)にスタート。


最初の約8km、小処温泉への分岐までは勾配がかなり緩い区間
この区間は平地のレースさながらの高速でレースが展開されると聞いていたので「できたらその先頭の集団についていけたらいいなぁ」と思っていました。
しかしいざ始まってみるとあっという間に先頭集団を見失ってあっさり一人旅状態(^_^;
それでも小処温泉への分岐を通過したタイミングでタイムを確認すると16分台と試走時より3分近く速いタイム。
「ちょっと無理してるかも?」と思いつつ、このコースのメインである約8kmの激坂区間へ。


この激坂区間は1回目の試走では34×23、2回目の試走では前半を34×23・後半を34×25で走っていたので、今回は2回目の試走の時のイメージかつ勾配に合わせて細かく変速して走ろうと考えていました。
序盤は34×23で走っていたのですが、34×25を使い始めた中盤以降で思わずもう1つ軽いギアである34×28に入れてしまって「あれま」と思いながらそのまま重いギアに戻すのもどうかということでしばらくそのまま走っていたらそんなに感触が悪くない。
むしろ試走の時に34×28を使わなかったのは何故?(笑)
そんな感じで「10km/hを下回らないように」というのを意識しながらいつも通り淡々とシッティングで激坂を進んで行く。


激坂区間を終え、大台ケ原ドライブウェイと合流する辻堂分岐でタイムを確認するとギリギリ55分を切って54分台。
試走のときはここで59分台でゴールが約1時間27分(この試走のときは途中でコースを逆走したので正確なゴールタイムは不明)。
この時点で試走のタイムを更新できると確信し、最後のアップダウンがメインの大台ケ原ドライブウェイ区間(約10km)へ。


ここも下りがあってかなりスピードが速くなる区間
ちょうど速い人ばかりのBicycle Land Sakataniの人が見えたのでその人から大きく離されないよう意識しながらアップダウンをこなしていく。
Sakataniの方が時々「景色が最高だぜー」みたいなことを叫びながら走っているのを聞いてかなり癒されました(笑)


最後の3kmくらいでタイムを確認すると、1時間20分を切ることはできないものの1時間22分は切れそうな感じだったので頑張ってみる。
そしてゴール。
サイコンでの計測では1時間21分台でした・・・






下山して、貼り出された結果を見に行くと自分の名前が無い。
「あれ?」と思いつつ完走証を受け取りに行くと「あなたの完走証はありません」と。
それから運営の人に連れられて計測をしているところに行って話を聞いてみると、どうやら自転車の取り付けた計測チップが反応しておらず記録がないらしい。
前日に計測チップのテストをしたときにはちゃんと反応していたのに。
とにかくちゃんと計測チップを取り付けてゴールしたことを説明すると「確認するのでしばらくお待ちください」とのことでしばらく運営のテントの下で待つことに。
待っている間に表彰式が始まってしまい、アートサイクルTA'sさんのお客さんの表彰を見ることができませんでした(>_<)
しばらく経ってから誰か運営の偉そうな方のところに話をしに行かれて、そのまま一緒に私の方に来て状況の説明を受ける。
内容は「ゴール地点に設置したビデオでゴールしていることは確認できたので、そのビデオ映像を元にした計測結果をあなたの記録してもいいか?」というもの。
答えは当然「Yes」。
どうせ表彰に関係するようなレベルのタイムではないですし、それよりもちゃんとゴールしたのにタイム無しという状況はありえません(笑)
せっかくなのでその映像を見せていただいてタイムを確認すると1時間21分48秒。
サイコンでの計測とほぼ同じでした。




最後にトラブルにあったものの、無事に終えることができました。
タイムについては・・・どうなんでしょうね?(笑)
細かなレース内容についてはやはり序盤区間で先頭集団についていくことができなかったのが最大の反省点ですね。
実際についていけたとしてそこで脚を使い切ってしまって残りの区間で失速してしまうという可能性は否定できませんけど(^_^;
来年も「ヒルクライム大台ケ原」には参加するつもりなので、そのときは今回の反省を活かせるようなレベルになっているといいなぁ(^_^)
いつか1時間20分を切れるようになれるかな〜


最後に、このイベントは地元の方々の声援がすごく、それに元気づけられました。
お世話になった宿の方もとても参加者を歓迎してくれていて、レース中は沿道まで出てきて声援をおくられていました。
下山が終わってからしばらく経って表彰に向かう際も私たち参加者に気づくと「お疲れ様でした」と声をかけてくださいました。
いろいろと素晴らしいイベントでした。
来年も今年のような素晴らしい天気に恵まれる素敵なイベントでありますように!(^_^)